子どもに還ることが大切

「幸せな人生は右脳が開く」
心の操縦マニュアル
    七田  眞

私たちはそれほどの苦難を持たなくても、
子どもの頃の能力を思い出すことができます。

例えば 子ども時代の無限の可能性を甦らせる方法の一つとして
「還童功」という気功があります。

これは、意識を瞑想状態にもっていき、
子どもに帰ったイメージで体を動かすという方法です。

中でも最もパワフルなのが、年齢をどんどんさかのぼり、
左脳的な発想では、胎児は不完全な存在と見なされ、
脳の神経回路もできないのだから知恵はないと考えられています。

しかし、 胎児こそが無限の能力の原型なのです。
胎児は情報を、脳ではなく細胞そのもので受けとめます。

過去の体験を分析し、比較することもないので、
宇宙の真の姿をそのまま理解しているのです。

それは、今の私たちがすっかり忘れてしまった知の在り方です。
しかし当然ながら、私たちはみんなかつては胎児だった時期があります。

そこで、そのときの感覚をイメージトレーニングによって思いだすなら、
左脳的な限界を超えた能力を発揮できるようになるのです。

又、イメージトレーニングだけでなく、
実際に子どもとふれあうことも大切です。

近年、高齢者の脳を活性化させる方法として、
歌をうたったり、絵をえがいたり、積み木で作品を作るなど、
子どもの遊びに近い活動を取り入れることが勧められています。

そういった活動は、左脳に頼りがちな日常生活を離れて、
聴覚や触感などの五感を同時に働かせ右脳を活性化する刺激になります。

しかしこのとき大切なのは、ただ子どもの遊びをするだけでなく、
子どもと一緒に過ごすということなのです。

子どもの脳波には独特の波動があって、
一緒に過ごす人の脳波に大きな影響をあたえます、
つまり大人と過ごしているだけでは到達できない脳波に、
自然に波長を合わせられるようになるのです。

興味深いことに、日頃子どもたちと接している七田チャイルドアカデミーの
先生方はいつのまにか子どもと同じような能力を身につける傾向があります。

例えば 先生を対象にしてセミナーをおこなうと
90%以上の人があっという間に深い意識状態に入り、
一般のセミナーとは比較になりません。

このことを考慮するなら、昔は大家族でお年寄りと子どもが一緒に暮らすことで
お互いにいい影響を与えあっていたということがよくわかります。

お年寄りは一方的に子どもを世話していただけでなく、
純粋な子どもとふれあうことで宇宙エネルギーを得て若返っていたのです。

**************************************


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
子どもに還ることが大切
    コメント(0)